『白身のトロ』と呼ばれるノドグロ

今では知らない人がいないほど有名になった高級魚、ノドグロ。白身のトロと言われるほど脂がのっています。特に、能登の刺網漁で水揚げされるノドグロは脂の乗りが非常に多いです。身は柔らかく白身で脂がのっていてもしつこくありません。

昔は捨てられているほどの魚だった

今では考えられませんが、能登では捨てられている魚でした。能登町では獲れたてで身がしっかりしている魚が好まれます。ノドグロは脂はありますが、身は柔らかかったため重宝されることがありませんでした。そのため、昔の漁師さんは、ノドグロを捨てる場合がありました。

ノドグロの旬

ノドグロは、春～夏にかけて水揚げされます。旬は大体8月中旬までです。それ以降は、体内に卵がつくられるため身が柔らかくなったり、脂の乗りも若干落ちます。特にメスは、卵に栄養を取られるため旬を過ぎると味は落ちます。

ノドグロの選び方

したひら鮮魚店では、旬を過ぎた9月にもノドグロを使用します。旬を過ぎても十分脂がのっていますので、できるだけ身がしっかりして卵が入っていないようなノドグロを選びます。卵が入っている魚は腹のあたりが膨らむので分かりやすいです。お客様には可能な限り美味しいノドグロを提供致しております。

ノドグロの美味しい食べた方

ノドグロの美味しい食べ方を紹介します。

刺身

ノドグロを刺身で食べるときは皮を炙るのがおすすめです。皮を炙ることで、皮付近の脂を感じやすくなります。

焼物・煮物

シンプルに塩焼きや醤油・砂糖で煮付けても美味しいです。ノドグロの脂と出汁が出ますので刺身よりも焼物・煮物の方がおすすめです。アラは、塩で味付けすると美味です。

 

刺身通販・鮮魚通販に入ってます

刺身通販では、ノドグロは炙りでお造りしております。

鮮魚通販は、主に刺身用に炙りしたもの。価格によっては焼物用もお入れしております。もしノドグロを焼物・煮物用でご要望の際は、ご予算を多めに見積もってご注文下さい。目安ですが、ノドグロ1尾焼物用が1000円～1500円ほどと考えていただければいいかと思います。

今回は、『白身のトロ』ノドグロを紹介しました。ご注文の際、参考になれば幸いです。