先日「話題の魚の処理方法-究極の血抜き-をしてみました」の記事で紹介した熟成した魚が皆さまのご自宅で食べられるようにできます。
熟成って?
熟成とは、良質で新鮮な魚を「血抜き」など適切な処理をした魚を数日寝かせることで旨み成分を増やすことです。獲れたてのプリプリとした食感とは違った歯ごたえ、美味しさがあります。
9月8日に大阪の料理屋さん用に新鮮で丸々としたスズキを活〆しました。写真は、その時のスズキの腹を開けた時です。血抜きすることで、内臓付近の血も抜けてきれいな白色になっています。脳〆し、十分に血抜きした後、神経抜きをすることで死後硬直を遅らせて熟成させやすくできます。見にくいですが、写真右の心臓はまだ脈打ってました。
本当に熟成した魚を刺身で届くの?
熟成させて美味しい魚といえば、能登では寒ブリが真っ先に思い浮かぶと思います。その他にもタイ系(マダイ、イシダイ等)ハタ系(キジハタ、マハタ等)など色々な魚が熟成できます。
刺身の通販に向いている熟成魚
では、どんな魚が熟成させてお取り寄せでおすすめできるかを紹介します。
白身の魚
キジハタ、マハタ、スズキ等がおススメです。他にもイズカサゴなどがいます。特に、キジハタなどのハタ系は熟成に向いている魚ですね。夏だと能登のマダイは熟成させるよりも獲れたてを昆布〆して昆布のうまみと合わせた方が美味しいと思います。
アオリイカ
秋になると県内外問わず釣り人が能登までアオリイカ釣りに来ることがあります。中~大のアオリイカは、皮をむいてキッチンペーパーを巻くことでとても旨みが増すイカです。獲れたてもアオリイカもいいですが、1日、それ以上にねかせたアオリイカも美味しいですよ。アオリイカは能登で獲れるイカの中では、長めに熟成させることができる珍しいイカです。
能登でアオリイカが釣れ出すと「秋が来たな」と感じますね。最初は、大人の人差し指くらいのアオリイカも日ごとに大きくなります。
熟成魚の刺身を食べたい方は余裕を持ったご注文を!
今回は、熟成魚の刺身をご自宅で食べられますよ、というお知らせでした。
熟成させるので、お手元に届くまでに仕込みの時間があります。ご注文の際は、お早目にご連絡下さい。また、「熟成魚の刺身を食べたい」と備考欄にお書きください。
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